”幸せ太り”は食べ過ぎだけが原因ではない
独身のときは痩せていた男性が、結婚したとたんブクブクと太ることを”幸せ太り”といいます。
この幸せ太りは、結婚することで規則正しい食生活になり、奥さんの料理を食べ過ぎたからというのが、一般的な解釈でした。
ですが、実は”幸せ太り”は食べ過ぎだけが原因ではないということが分かりました。
アメリカのシラキューズ大学のアラン・メーザー博士の調査では、既婚者の”テストステロン”の量は、独身男性に比べて35%も低いことが分かりました。
テストステロンとは男性ホルモンの一つで、分泌量が減ると筋肉量が落ち、さらにカロリー消費量が減少することが分かっています。
また、幸せな人は”ノルアドレナリン”が少ない傾向にあり、このノルアドレナリンというホルモンは興奮・緊張状態のときに多く分泌され、量が多い程脂肪が燃焼しやすくなるのです。
つまり、新婚でラブラブ状態だと、ストレスが少なく幸せなので、ノルアドレナリンの分泌も減少し、太りやすくなるわけです。